医師の声

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〇〇科〇〇医師

「1から育てる」、その言葉に導かれて

私は最初から心臓血管外科を目指していたわけではありません。初期研修を終える頃は、研修先で出会った先輩医師の影響もあり救急医療を志していました。しかし、医学部時代に憧れを抱いていた心臓血管外科を一度は見ておきたいという思いがあり、ホームページで見学先を探し、この病院に行き着きました。さっそく連絡を取って一週間後に見学に訪れ、3日間密着し、密度の濃い時間を過ごさせていただきました。そこで感じたのは、この病院には人を育てる環境があることです。心臓血管外科の大橋部長からも「1から育てる」と言っていただき、ここで研鑽を積もうと決心しました。

入って数年は、寝る時間もないほどの忙しさでした。徳洲会グループは「生命だけは平等だ」というモットーのもと、すべての救急患者を受け入れる方針をとっています。加えて心臓血管外科は人の生命に直結する分野であり、一瞬でも気を抜くことが許されません。膨大な量の仕事をこなす下積みの日々が続き、辞めようと考えたこともありました。しかし4年目を過ぎる頃から徐々に手術をさせてもらえるようになり、患者さんに対する責任の持ち方がガラリと変わりました。それに伴い、モチベーションもどんどん上がっていきました。今では、心臓血管外科を一生続けていこうと心に決めるまでになっています。あの時期に責任ある仕事をまかされていなかったら、今現在、ここまでの意欲は湧いていなかったかもしれません。

大切なのは、ひたむきな努力と人間関係

初期研修の頃から救急医療に深く携わっていた経験から、当時の私は自分の能力を過信していたと思います。それが態度に表れていたのでしょう、当時、大橋部長から、毎日のように怒られていたのは知識や技術でもなく、一緒に働く仲間とのコミュニケーションや患者さんへの態度でした。 患者さんの状態を一番よく見ているのは看護師です。そして看護師は、医師がどれだけ努力しているかもよく見ています。その看護師に信頼され、きちんとコミュニケーションが取れていなければ、患者さんの重要な変化を見逃してしまうことになりかねません。しかし普段からコミュニケーションを円滑にしていると、自然に協力体制ができてきます。

心臓手術は一人ではできません。麻酔科、臨床工学技士、看護師、みんなで力を合わせてやる必要があります。夜中の緊急手術も少なくありません。そんなときに夜中の2時に呼び出しても、「あいつのためなら」と集まってもらえる信頼関係が必要です。それを肝に銘じながらこれからもコミュニケーション力と専門知識に磨きをかけ、いずれは自分で最高のチームをつくることが目標です。

新しく仲間になる医師へのメッセージ

心臓は生命活動を左右する器官であり、どんなに力をつくしても治療がおよばない患者さんはいらっしゃいます。自分が少しでも油断すると患者さんにすべて跳ね返ってしまう、1分、1秒でも怠けることはできません。そんな張りつめた毎日を支えるのは、下積み時代にコツコツと培った技術と根性ではないでしょうか。下積みが耐えられない人は、心臓血管外科には向いていないかもしれません。逆に言えば、最初は辛いけれど、ガムシャラに頑張った分だけチャンスをつかむことができる分野でもあります。そして目一杯頑張るためには、仕事を続けやすい環境、仕事が嫌いにならない職場を見つけることが大切です。当院には、ひたむきに努力する人を後押しする風土とスタッフが揃っています。私も一緒になって精一杯頑張りますので、志を同じくする方はぜひ一度当院をお訪ねください。

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