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2006.06.15 | Operation 

肝動脈瘤

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腹部の中の肝臓に栄養を与える細い血管である肝動脈がこぶのように膨らむ病気です。
原因は動脈硬化、外傷、感染、血管の病気があります。ほとんど無症状で、たまたま腹部の検査、人間ドックで見つかることが多い病気です。破裂する確率は20~40%との報告がありますが、破裂すると出血が止まらずほとんど命を落とすとも言われています。
診察では診断が難しく、CT,超音波検査で可能です。
治療は破裂を防止するため、手術で瘤を切除し、バイパスをする方法があります。また、カテーテルで瘤を詰めてしまう方法もありますが、血流が途絶することもあるので、瘤の場所や大きさによっては難しい場合があります。

 

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