代表的な薬剤名 |
ニトログリセリン、バソレーター、ミオコール、ミリステープ、ニトロダームTTS、ミニトロテープ、メディトランステープ |
ジェネリック医薬品 |
ニトロペン、ジドレン |
効果 |
冠動脈を拡張させて、心筋への血液の流れを良くします。全身の動脈も拡張させて血圧を下げて、心臓の負担を小さくします。 |
服用方法 |
舌下錠:1回0.3~0.6mg舌下投与します。数分間で効果の現れない場合、1回0.3~0.6mg追加投与します。 スプレー:1回1噴霧。効果不十分で1噴霧追加投与します。 テープ:1日1回1枚貼付します。※ミリステープは1日2回12時間毎に貼り替えます。 |
副作用 |
心配な副作用はほとんどありません。たくさん使用しても、蓄積されて副作用を起こすということはありません。また、毎日数回の使用でも、習慣性はありません。最も多い症状として、一時的に頭痛が起こることがありますが、しばらく使っている間に次第に慣れがでてきますので、頭痛は起こらなくなります。 また、血圧が下がることがあります。使用の際は、できるだけ腰かけた状態で使用してください。 |
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代表的な薬剤名 |
ニトロール |
ジェネリック医薬品 |
硝酸イソソルビド |
効果 |
冠動脈を拡張させて、心筋への血液の流れを良くします。全身の動脈も拡張させて血圧を下げて、心臓の負担を小さくします。 |
服用方法 |
錠剤:通常、1回5~10mgを1日3~4回舌下投与又は服用します。発作時は1回5~10mg舌下投与します。 スプレー:1回1噴霧します。数分間で効果の現れない場合、1回1噴霧に限り追加できます。 |
副作用 |
心配な副作用はほとんどありません。たくさん使用しても、蓄積されて副作用を起こすということはありません。また、毎日数回の使用でも、習慣性はありません。最も多い症状として、一時的に頭痛が起こることがありますが、しばらく使っている間に次第に慣れがでてきますので、頭痛は起こらなくなります。 |
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代表的な薬剤名 |
ニトロールR、フランドル |
ジェネリック医薬品 |
アンタップ、イソピット、硝酸イソソルビド、L-オーネスゲン、イソコロナールR、カリアントSR、ジアセラL、ニトラス、リファタック |
効果 |
冠動脈を拡張させて、心筋への血液の流れを良くします。全身の動脈も拡張させて血圧を下げて、心臓の負担を小さくします。持続性製剤です。 |
服用方法 |
錠剤、カプセル:通常、1回20mgを1日2回服用します。 テープ:通常、1回1枚、24~48時間毎に貼り替えます。 |
副作用 |
心配な副作用はほとんどありません。たくさん使用しても、蓄積されて副作用を起こすということはありません。また、毎日数回の使用でも、習慣性はありません。最も多い症状として、一時的に頭痛が起こることがありますが、しばらく使っている間に次第に慣れがでてきますので、頭痛は起こらなくなります。 |
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代表的な薬剤名 |
アイトロール |
ジェネリック医薬品 |
一硝酸イソソルビド、ソプレロール、タイシロール |
効果 |
冠動脈を拡張させて、心筋への血液の流れを良くします。全身の動脈も拡張させて血圧を下げて、心臓の負担を小さくします。 |
服用方法 |
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副作用 |
心配な副作用はほとんどありません。たくさん使用しても、蓄積されて副作用を起こすということはありません。また、毎日数回の使用でも、習慣性はありません。最も多い症状として、一時的に頭痛が起こることがありますが、しばらく使っている間に次第に慣れがでてきますので、頭痛は起こらなくなります。 |
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代表的な薬剤名 |
スカジロール |
ジェネリック医薬品 |
スカジロール |
効果 |
心臓にある交感神経の受容体を遮断することで、心臓を休ませる作用があります。 |
服用方法 |
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副作用 |
飲み始めに体が怠くなったり、めまいを感じることがあります。軽ければ大抵心配いりませんが、ひどいときは早めに受診しましょう。 注意する症状として徐脈があります。脈が1分間に50以下になったり、息苦しさが強いときは医師に連絡してください。 稀ですが、ぜんそく発作を誘発する可能性があります。呼吸が苦しくなるようでしたらすぐに受診してください。 |
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代表的な薬剤名 |
アドビオール |
ジェネリック医薬品 |
なし |
効果 |
心臓にある交感神経の受容体を遮断することで、心臓を休ませる作用があります。 |
服用方法 |
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副作用 |
飲み始めに体が怠くなったり、めまいを感じることがあります。軽ければ大抵心配いりませんが、ひどいときは早めに受診しましょう。 注意する症状として徐脈があります。脈が1分間に50以下になったり、息苦しさが強いときは医師に連絡してください。 稀ですが、ぜんそく発作を誘発する可能性があります。呼吸が苦しくなるようでしたらすぐに受診してください。 |
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代表的な薬剤名 |
アムロジン、ノルバスク |
ジェネリック医薬品 |
アムロジピン |
効果 |
心臓や体の血管を広げて血流がよくなり、血圧が下がります。また、心臓の脈をゆっくりして、心臓を休ませる作用もあります。 |
服用方法 |
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副作用 |
顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸、めまいなどが起こることがあります。 胸が痛んだり、脈が異常に遅くなるときは(1分間に50以下)、すぐに受診するようにしてください。その他、肝障害(症状:だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色)や血液障害(症状:発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など)も報告されています。 |
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代表的な薬剤名 |
ワソラン |
ジェネリック医薬品 |
ベラパミル塩酸塩、ホルミトール |
効果 |
心臓や体の血管を広げて血流がよくなり、血圧が下がります。また、心臓の脈をゆっくりして、心臓を休ませる作用もあります。 |
服用方法 |
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副作用 |
注意する症状として、徐脈があります。脈が1分間に50以下になるようでしたら、できるだけ早く受診しましょう。 その他、顔の潮紅、頭痛、めまいなどがみられます。 長く飲み続けるていると、足の甲がむくんだり、歯肉が腫れてくることがあります。歯肉の腫れは、歯肉をよくブラッシングし口内を清潔に保つことで、ある程度予防可能なようです。 |
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代表的な薬剤名 |
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ジェネリック医薬品 |
アンギナール、ジピリダモール、サンペル、ペルミルチン、ヨウリダモール |
効果 |
血管を広げて血流をよくしたり、血管のなかで血液が固まるのを防ぐ作用があります。 |
服用方法 |
通常、1回25mg、を1日3回服用します。L(徐放)が名称につくものは1回150mg、1日2回服用します。 |
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副作用 |
副作用の少ない安全性の高いお薬ですが、量が多めになると、頭痛や頭重感、めまい、のぼせ、動悸などを起こすことがあります。症状の強いときは、医師に相談してください。 稀にかえって狭心症状が悪化することがあります。胸の痛みや圧迫感がひどくなるようでしたら、すぐに受診しましょう。 その他の重い副作用はめったにありませんが、とくにワルファリンと併用しているときは、血が止まりにくくなります。念のため注意してください。 |
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代表的な薬剤名 |
コメリアン |
ジェネリック医薬品 |
ジラゼプ塩酸塩、タンタリック、トルクシール |
効果 |
血管を広げて血流をよくしたり、血管のなかで血液が固まるのを防ぐ作用があります。 |
服用方法 |
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副作用 |
副作用の少ない安全性の高いお薬です。稀に、頭痛や頭重感、めまい、のぼせ、動悸などを起こすことがあります。 |
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代表的な薬剤名 |
ロコルナール |
ジェネリック医薬品 |
カルナコール、トラピジル |
効果 |
血管を広げて血流をよくしたり、血管のなかで血液が固まるのを防ぐ作用があります。 |
服用方法 |
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副作用 |
副作用の少ない安全性の高いお薬です。まれに、頭痛や頭重感、めまい、動悸などを生じることがあります。 重い副作用はまずありませんが、皮膚障害や肝障害(症状:だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色)が報告されています。念のため注意してください。 |
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代表的な薬剤名 |
シグマート |
ジェネリック医薬品 |
ニコランマート、ニコランジル |
効果 |
心臓をとりまく冠動脈を強力に広げるので、心筋に血液がたくさん届くようになります。心筋の血液不足が解消されれば、狭心発作もおさまります。 |
服用方法 |
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副作用 |
安全性が高く、重い副作用はほとんどありません。人によっては、頭痛がするかもしれません。そのほか、めまい、顔のほてり、動悸などもみられます。頭痛は、続けているうちにたいてい軽くなりますが、ひどいときは医師に相談してください。 |
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代表的な薬剤名 |
バスタレルF |
ジェネリック医薬品 |
なし |
効果 |
血管を広げて血流をよくしたり、血管の中で血液が固まるのを防ぐ作用があります。 |
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服用方法 |
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副作用 |
副作用の少ない安全性の高いお薬です。稀に、ふらつきや、頭痛を生じることがあります。 |
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※服用方法は年齢、症状により適宜増減されることがあります。 医師の指示通りに服用してください。 |
また、上記の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 |