心臓血管外科手術について

弁置換術、弁修復術

 

1350例の豊富な手術経験

 

当院開設以来行われた心臓弁膜症手術は1350例(1998-2014)です。大動脈弁手術は835例、僧帽弁手術は540例です。形成術は103例です。

 

小さな傷口での手術(MICS手術)、ダヴィンチロボットによる手術を行っています。

 

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僧帽弁手術 大動脈弁手術 ダヴィンチロボット支援手術

 

 心臓弁膜症の手術

 

 心臓には4つの弁(大動脈弁、僧帽弁、肺動脈弁、三尖弁)がありこれらは血液の流れを正しい方向へ効果的に送る役目を果たしています。これらの弁に狭窄或いは閉鎖不全をきたした場合、心臓には大きな負担となりすぐ疲れる、息切れがする、胸が痛む等の症状が現れ心臓の寿命も短くなります。左心室の入り口にある僧帽弁、出口にある大動脈弁が、右心室にある肺動脈弁、三尖弁に比べ仕事量も多く、成人の場合はほとんどが大動脈弁、僧帽弁の異常であり手術で治療することになります。手術は、悪い弁を修復(形成術)するか、人工弁に取り替える方法があります。

心臓弁膜症については心臓血管病を理解しように詳しく述べています。

 

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弁形成術 機械弁 生体弁

 

 

胸の前面を正中切開で行う方法か、右肋間の小切開(MICS)でのアプローチになります。人工心肺装置をとりつけ全身の循環を本人の心臓から人工心肺装置に委ねます。一時的に心臓を止めて弁の修復あるいは弁置換を行います。手術時間は2時間から4時間です。入院日数は合併症がない場合7日~12日(平均10日)程です。

 

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MICS手術術後の患者さん MICSによる弁膜症手術

 

80歳以上の高齢者手術も豊富な経験

80歳以上の高齢者は270例(緊急46例)です。高齢者のため手術が必要な患者さんは重症な場合が多のですが、予定の1か月以内死亡は7%、緊急の1か月以内死亡率は19%でした。