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循環器内科のご紹介

2017/05/21

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ご挨拶

 名古屋徳洲会総合病院 循環器内科
亀谷 良介

 私が、当院へ循環器内科医として赴任し、9年が経ちました。また、当院新病院移転から2年が経過し、ハード、ソフト面での体制が充実してきました。当院において心臓疾患患者さんに対し、最新の知見ももって、最新の治療を地区のみなさん、当院を頼っていただける皆さんに提供するというスタイルを堅持していく所存です。

 

 循環器内科は、主には心臓、血管の治療に当たっております。その分野を大きく分かると以下が挙げられます。
冠動脈疾患 (狭心症、心筋梗塞など)
不整脈疾患
心不全 (心不全とは心臓能力が低下した状態)
④弁膜症疾患、大血管 (心臓の扉の病気である大動脈弁狭窄症や、大動脈解離、大動脈瘤などの、大動脈疾患)
⑤末梢血管 (下肢動脈、腎動脈、頸動脈、鎖骨下動脈等の狭窄、閉塞疾患)

  また、診断方法としては、現在は、画像診断が発達しており、CT、MRI,血管造影(カテーテル検査)が挙げられますが、今春より2台目のMRI機器も導入され、最新の診断機器を使いこなして日常診療に活かす努力をしています。

①冠動脈疾患 (狭心症、心筋梗塞など)
 心臓を栄養する血管(冠動脈)が、狭くなったり(狭心症)、詰まったりする(心筋梗塞)病気です。
  診断方法として、当院では心臓CT検査に力を入れており、最新の心臓CT機器装置の導入、当日検査対応可能な運用を行っております。
  どの部位を治療すべきかの診断も、心臓CTの特殊検査でできるようになってきています。
  また、心臓MRIは、点滴無し、造影剤無し、被爆無しで冠動脈を診断できる検査ですが、市中病院でこの検査をおこなっている病院はほどんどなく、現在は適応症例を判断し、検査を行っておりますが、将来はその検査の適応拡大を準備しております。
  治療方法としては、当科が行っている心臓カテーテル治療、心臓血管外科が行っている冠動脈バイパス手術がありますが、どちらの治療を選択するかは、循環器内科、心臓血管外科全員が集合してカンファレンスを行い、その患者さんにとってどちらの治療が適切かを検討しております。(それを踏まえて、患者さんに治療方法を選択していただいております。)
  より適切な治療戦略を設定すること、治療も画像診断を駆使し丁寧に治療することが、患者さんの受けるメリットが大きくなると信じ、日々精進しております。

 

②不整脈疾患
 脈の乱れ、動悸を症状とする病気です。
 当院には不整脈専門医が2名常勤しております。
 不整脈のカテーテル治療であるカテーテルアブレーションは2015年は約100症例の治療を行いました。最新の画像治療サポートツール(3Dマッピングシステム)も使用しており、より安全に、かつ低被爆での治療に心がけております。
  今年度に入り、クライオバルーン(冷凍凝固風船治療)による不整脈カテーテル治療も開始しました。心臓CTなどで心臓の形がその治療に適応する患者さんに対しこの治療も行っております。

 

③心不全
 心臓機能が低下した状態。原因は多岐に渡ります。
 当院では、植え込み型補助人工心臓手術の認定施設であります。超重症心不全患者さんの治療を行っており、心臓移植の登録も大阪大学と協力し行っております。
 心不全の薬物治療は、医師の実力が如実に表れる所です。循環器内科カンファレンスを週に2回行い、適切な治療を選択するよう対応しております。
  また、薬物療法だけで無く、心臓リハビリテーションの重要性が再認識されております。日々の運動が心不全を改善させる大切な領域です。当院でも心臓リハビリテーションにも力を入れており、外来でもリハビリテーション可能な体制で運用を行っております。
  本年外来心臓リハビリテーション室の拡張工事を収容いたしました。更なるニーヅにお応えできる体制としております。

 

④大動脈弁狭窄症、大血管
  過去には、大動脈弁狭窄症、大動脈瘤や大動脈解離などの疾患は、手術しか治療方法はありませんでしたが、現在は、カテーテルでの大動脈弁、大動脈疾患を治療できるようになりました。カテーテル治療は、患者さんの適応の問題もありますが、手術と比べ低侵襲(傷口が小さい)、入院期間が短い等メリットもあり、より低侵襲治療を好む日本人にマッチしているとも考えられます。
  手術なのか、カテーテル治療なのかも当科と心臓血管外科でカンファレンスを行い適切に選択できるような体制で行っております。
  特に大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)は、その治療ができる病院も限らています(愛知県で7施設、名古屋市を除く尾張地区では当院のみ)。その治療を頼り、岐阜県飛騨地方、南信州からも患者さんが来院されており、重症患者さんについては、ドクターヘリコプターの受け入れも行っています。

 

 まだまだ、我々が対応している疾患については語り足りませんが、徳洲会の理念である、「患者さん第一の医療を提供する」ことを第一に考えております。

 

  近隣の患者さんに、最新の高度医療を気軽に提供できる環境を維持していきたいと考えております。また、その努力を惜しまない医療スタッフ教育も大切にしております。

 

 皆さんへの御願いですが、自身の健康は自身でお守りください。我々は皆さんに病院に来ていただけば、適切な対応を相談させて頂き、治療選択肢を提示できますが、我々が皆さんのところに出かけて行き、病気はありませんか?と聞く事はできません。そのために、「かかりつけ医の先生に相談する」「健康診断を受ける」「心配なことがあれば病院に来て頂く」等、自身の健康は自身で守って頂きたいと考えております。
 近隣の開業医の先生とも連携を密にしております。是非、かかりつけ医の先生を持たれるようにしてください。我々も日々労力を惜しまず、最新の医療を学び、研鑽を続けております。

 

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http://www.nagoya.tokushukai.or.jp/wp/depts/cardiovascular_medi

 

syugou

実績

   2016年度
(2016.4月~2017.3月)
 2010年~2016年
(2010.4月~2017.3月)
総カテーテル件数 955 5903
経皮的冠動脈形成術(PCI)  326 2158
経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション) 124 408
ペースメーカー  89 473
植え込み型除細器(ICD) 10 32
経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI) 31 43
経皮的大動脈弁形成術(PTAV) 7 25
ステントグラフト 53 204
経皮的末梢動脈形成術(EVT) 196 568
  経皮的頚動脈形成術(CAS) 2 7
  経皮的腎動脈形成術(PTRA) 5 11
  シャントPTA(VAIVT) 65 100
冠動脈CT 1498 8004
心臓MRI 172 196
心臓リハビリテーション 16218 47819

※循環器内科・心臓血管外科施行の症例件数

 

当院は、下記の学会認定施設となっています。
・日本内科学会認定医制度教育関連施設
・日本循環器学会循環器専門医研修施設
・日本心血管インターベンション治療学会研修施設
・日本不整脈・心電学会認定不整脈専門医研修施設
・ステントグラフト実施施設
・経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設

 

また、下記の実施施設です。
・経皮的冠動脈形成術
・経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
・経皮的冠動脈ステント留置術
・経皮的中隔心筋焼灼術
・ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
・植込型心電図記録計移植術及び植込型心電図記録計摘出術
・両心室ペースメーカー移植術及び両心室ペースメーカー交換術
・植込型除細動器移植術及び植込型除細動器交換術及び経静脈電極抜去術(レーザーシースを用いるもの)
・両室ぺーシング機能付き植込型除細動器移植術及び両室ぺーシング機能付き植込型除細動器交換術
・心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算
・植込型心電図検査
・心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)

設備機器

東芝 フラットパネル式循環器血管撮影装置
TOSHIBA Infinix CeleveTM-i INFX-8000V  バイプレーン

●マルチアクセス型床置き式Cアーム

●バイプレーン

●8×8インチFPD(正・側面アーム)

●マルチアクセス型床置き式の正面アームに8×8インチサイズのFPDを、天井走行式の側面アームに8×8インチサイズFPDを搭載した2方向システムです。

●正・側面のコンパクトなFPDは電気生理学的検査や小児循環器領域で最適なサイズです。

●東芝独自の柔軟なマルチアクセス機構により、さまざまなポジションからCアームをセットしても、解剖学的角度に沿ったRAO/LAO、CRA/CAU回転が可能です。

●外科的手技とカテーテルインターベンションを同時に行う先進的な「ハイブリッド治療」にも応用が始まっています。

●低線量ながらも高画質を実現する画像処理コンセプト(PureBrainTM)を搭載。

●冠動脈三次元画像を再構成し、難易度の高いPCIを的確にサポートするためのCoronary Angio用オプションに対応可能です。

 

フラットパネル式多目的血管撮影装置
Innova 3100 GE社製

31cm×31cmのフラットパネル検出器を搭載した、最新型多目的血管撮影装置です。フラットパネル検出器を用いることにより、今までにはない高画質の画像が低線量で撮影することができます。また、最新の画像処理ソフトウェアを搭載していますので、3次元画像処理ができ、診断・治療に役立てています。

ハイブリッド手術室 SIEMENS Artis zee TA

31cm×31cmのフラットパネル検出器を搭載した、最新型多目的血管撮影装置です。フラットパネル検出器を用いることにより、今までにはない高画質の画像が低線量で撮影することができます。また、最新の画像処理ソフトウェアを搭載していますので、3次元画像処理ができ、診断・治療に役立てています。

 

320列マルチスライスCT
東芝Aquilion ONE /Vision Edition

心臓CT撮影において320列(16cm幅)の検出器で1回転の最大速度が0.275秒(従来より3/4時間短縮)の撮影で心拍数75回/分まで対応可能となります。
開口部が大きく、撮影時間の短縮により、動きの抑制が困難な小児や救急検査でも撮影精度の向上が図れます。
逐次近似再構成により従来の撮影より大幅なひばく線量低減が可能となります。

広報誌

2012年6月号 かすたねっと

2012年10月号 かすたねっと

2012年10月号 かすたねっと

2012年11月号 かすたねっと

2012年12月号 かすたねっと

2013年3月号 かすたねっと

2013年4月号 かすたねっと

2014年3月号 かすたねっと

2014年4月号 かすたねっと

2014年5月号 かすたねっと

2014年6月号 かすたねっと

2014年7月号 かすたねっと

2014年10月号 かすたねっと

 

 

2015年7月号 かすたねっと

2015年9月号 かすたねっと

2016年6月号 かすたねっと

 

2016年7月号 かすたねっと

2016年7月号 かすたねっと

2017年7月号 かすたねっと

 

   

※画像をクリックすると拡大します。

0568-51-8711

受付時間

午前診 8:00~11:30
(診療: 9:00~12:00)
夕診 16:30~19:00
(診療: 17:00~19:00)

診療日、診療時間は、
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