春日井心臓血管セミナー

報告

 2021年2月13日(土)に、オンラインによる『第11回春日井心臓血管セミナー』を開催し、今回のテーマ「狭心症に対する最新の診断と治療」についての講演がありました。当日は約180名の方に参加して頂きました。

 セッション①では、藤田医科大学の循環器内科教授の谷澤貞子先生が座長で、愛媛大学大学院 医学系研究科放射線医学教授の城戸輝仁先生が『心臓CTを明日の診療から活用するために知っておくべき基礎から最新技術について』と題し、冠動脈CTを狭窄度、プラーク性状、灌流域の3つの観点から解説して頂き、日常で検査する際に知っておきたいポイントを分かり易く講演されました。また、最後には最新の冠動脈CTの情報などをご紹介して頂きました。

 セッション②では、木沢記念病院副院長の青山琢磨先生を座長に、三井記念病院心臓血管外科部長の大野貴之先生が『冠動脈バイパス術の治療効果と手術適応について』と題し、冠動脈バイパス手術のガイドライン作成に関わった経験から手術適応の優先度や、治療効果などを説明頂き、またご自身のライフワークである糖尿病患者さんに対しての冠動脈バイパス手術や、低心機能の患者さんに対してのアプローチなども講演されました。

 今後も、春日井心臓血管セミナーを継続開催し、地域医療に貢献していきたいと思います。

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※ セッションの写真をクリックすると講演動画が流れます

報告

狭心症に対する当院の取り組み

名古屋徳洲会総合病院 循環器内科部長 青山 英和

セッションI

『心臓CTを明日の診療から活用するために 知っておくべき基礎から最新技術について』

愛媛大学大学院 医学系研究科 放射線医学教授
城戸 輝仁 先生

セッションⅡ

『冠動脈バイパス術の治療効果と手術適応について』

三井記念病院 心臓血管外科部長
大野 貴之 先生

プログラム

  • 第11回春日井心臓血管セミナー※日本医師会生涯教育講座2.0単位を取得できます<CC42(1.0),CC45(1.0)>

    • 開催日令和3年2月13日(土)(※セミナー開始時間の30分前よりログインが可能です)

    報告15:00〜狭心症に対する当院の取り組み(仮)

    名古屋徳洲会総合病院 循環器内科部長 青山 英和
  • セッションI15:15〜

    座長藤田医科大学 循環器内科教授 谷澤 貞子 先生

    『心臓CTを明日の診療から活用するために 知っておくべき基礎から最新技術について』
    愛媛大学大学院 医学系研究科 放射線医学教授
    城戸 輝仁 先生
  • セッションII16:00〜

    座長木沢記念病院 副院長/循環器病センター長 青山 琢磨 先生

    『狭心症に対する新しい治療方針(仮)』
    ~ガイドライン作成者の立場から~
    三井記念病院 心臓血管外科部長/心臓大動脈センター副部長
    大野 貴之 先生