医師の声

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循環器内科 医師田中 昭光 医師

医師を目指したきっかけ

私には5歳上の兄がいるのですが、彼が医学部に進学しました。それまで身近に医学を志した人はいなかったのですが、そこで初めて「医師」という将来像を意識したのです。実際に進路のひとつとして選択肢に入れてみると、自分に向いているかもしれないと感じ始めました。医師の仕事は、成果がはっきりと目に見えて現れます。そしてその成果が直接患者さんのためになり、感謝されるとてもやりがいのある仕事です。しかも心臓は生命を維持する重要な臓器であり、そのダイナミックさにも惹かれました。

謙虚に、積極的に常に学ぶ姿勢を持つ

名古屋徳洲会総合病院に来ることになったのは、名医のカテーテル治療を自分の目で確かめたいと見学に訪れたことがきっかけです。自分の興味や医療に対する思いなどを話すうち、「この病院に来ないか」と誘っていただきました。この病院は心臓の治療を大きな柱のひとつに据え、スペシャリストの医師も多数在籍しています。それだけに勉強できることは多い。そう思い、赴任を決めました。 同じ治療や検査でも、病院や医師によってそのやり方は様々です。カテーテル手技ひとつとっても学ぶことがたくさんある。それを煩わしいと思わず、謙虚に、そして積極的に自分のなかに取り込んでいく姿勢が大切だと考えています。また当院では診療科を超えた合同カンファレンスも開催されるため、異なる専門から見た考え方を知ることができます。そこから得たものを粘り強く消化し、アレンジして自分のものにしていきたいですね。そうやって引き出しを増やし、医師としての深みにつなげていければと思っています。

やりたいことに挑戦できる環境

私が在籍する循環器内科は30歳代から40歳代の医師が中心で、個性の強い人間が集まっています。クセは強いが志は高い、そんな医師たちを統括する部長には大変お世話になっています。力量を見定め、無理・無駄のないように業務を采配してくれるので、私はやりたいことに挑戦させてもらっていると感じています。医療技術は日々進歩しており、学ばなければならないことは膨大な量に上りますが、ここには常に新しいことを吸収できる楽しみがあります。そして壁にぶつかったときには、力になってくれる心強い仲間がいる。そんな人間関係ができていることも、この病院の大きな特徴でしょう。

これからの抱負

先にもふれましたが、名古屋徳洲会総合病院は心臓の治療を大きな柱にしており、循環器内科の他に心臓血管外科が設置されています。だからこそできる治療、たとえば植え込み型除細動器の植え込み手術などがあり、この病院に来てからは、経験できる治療の幅は確実に広がっています。その中で私は様々な治療に触れ、経験し身につけることに重点をおいてきました。これからはもう一歩進み、技術や知識の深度をもっと上げていきたい。そしてそれらを研究成果や資格の取得につなげていきたいと考えています。

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