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白癬(はくせん)

白癬とは?

 白癬は一般的に〝水虫、たむし〟と呼ばれており身近に存在し続けてきた皮膚表在性感染症です。皮膚表面にカビである白癬菌が寄生することにより生じます。まず最初に手足の指の間に鱗屑と呼ばれるカサカサが生じるか小型の水疱が発生します。かゆみが強く赤い紅斑が見られる場合も多くあります。踵が固くなりひび割れてくるものの中には白癬によるものもあります。ひどくなると皮膚がめくれたり、ただれたりしてきます。このようになってしまうと細菌感染が合併し腫れてきたりもします。ひどい場合は毎日、抗生物質の点滴をしなければならなくなることもあり歩行も困難になります。なるべく早期の治療が肝要です。

 

白癬

治療について

 水虫はこじれさせていなければ外用薬の使用のみでも治癒します。病院を受診し投薬を受けることが必要です。治療はかゆみがなくなるだけではなくカサカサや水疱、紅斑が完全に消えるまで続けなければいけません。途中で止めてしまうと時間経過を経て再発してきます。これが水虫が治らず繰り返すといわれる所以となっています。

 

 手足以外の体についた場合、環状に配列する赤色の細かい点々が出現してきます。放置した場合、皮膚の中に食い込んでいき深い場所に巣食うようになってしまいます。こうなると外用薬では治癒が困難で内服薬を必要とするようになってしまいます。内服薬は肝臓の機能に異常のある方は服用できないので治療に制限がかかることがあるので、このように悪化、進行する前に治療することが重要です。

 

 爪の水虫も同様に爪の中に食い込んでいるため外用治療のみでは治りにくい疾患です。主に爪が白くなったり厚くなったりもろくなったりします。根気よく外用治療を続けていれば内服せずとも治ることがあります。これは白癬菌が使用した外用薬に感受性(効果があるかどうか)があるかによりますが検査で調べることができないため実際に使用してみて確認するしかありません。

 

白癬

 

 水虫は頭にもつくことがあります。通常はカサカサができてフケが増えたといったような症状から始まります。これは表面に白癬菌がついた場合で比較的治りやすい状態です。しかし水虫の足を掻いた手でそのまま頭を引っ掻くと頭皮に菌が植え付けらます。この場合、深い場所に繁殖するので脱毛と皮膚の傷を作ってしまいます。通常の湿疹として塗り薬を塗っていると悪化するので治りにくい頭皮のかゆみは受診することをお勧めします。頭皮のこのような症状は内服治療が必要です。放置すると脱毛が治らなくなることもあります。毛髪のある場所には同様の症状が出る可能性があります。男性の髭にも同じ症状が出現します。毛穴から入り込み、中で繁殖します。膿疱や傷を作ってきます。治りにくい〝ただれ〟として市販薬を使い続けていることもあります。これも早期の受診が必要な疾患です。〝水虫、たむし〟も放置すると他の感染症を合併したり治らない傷跡を残したりと事が大きくなっていく病気です。またひどい状態を放置していると身近な人にも移してしまうのでなるべく早く治療して完全に治すことが必要です。

 

白癬

検査方法

 検査は表面のカサカサをとって調べたり爪のもろくなった部分を削って顕微鏡で確認するもので危険性もなく痛みもないので気軽にご相談いただければと思います。治療は白癬菌がいなくなるまで続ける必要があるので痒みがなくなっても終わりではありません。痒くなくなると治療を中断する方が多いのですが、また再発してしまうので最後まで治療を完遂することが重要です。なかなか根気が要りますが、よほど長年にわたり放置して爪の細胞が破壊されていなければ治癒できる病気なので早期かつ継続的な治療にご協力いただきたいと存じます。

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