診療科・部門

徳洲会グループ薬剤部の組織構成と委員会・研究会

薬剤部会は東京本部を中心に、北海道、東北、北関東、南関東、関西(中京・中四国を含む)、大阪、九州、奄美、沖縄の9つのブロックに分かれており、それぞれが連携を取りながら、会議、教育、研修、求人、採用などの活動を行います。

当院は、徳洲会グループの関西・大阪(西日本)ブロックに所属し多くの病院と連携しています。

薬剤部会では、薬剤部会を円滑に運営し、病院間の情報交換に役立てるため、各種委員会が組織されています。スケールメリットを活かし、地域格差や施設の規模の影響をカバーすることにより、業務内容の充実や知識向上(認定資格取得)を図るために2022年度から組織図を改修しました。常設委員会として、教育・研修委員会、医療安全委員会、感染委員会、オンコロジ委員会、システム委員会、業務推進委員会があります。

各種の委員会・研究会を組織し報告・検討を行うなど、各病院で取り組まれていることについて発表し意見交換など行い、認定資格取得も視野に日々研鑽に努めています。

 

 

 委員会活動

業務推進委員会

徳洲会グループ全体や薬剤部会で優先的に推進されるプロジェクトが、円滑に進められるように、体制の構築と運営の管理を行います。

業務の中で薬剤部会をあげて取り組むべき課題については、業務推進委員会の中にワーキンググループを設置しており、DI小委員会(実例DB・情報DB)、フォーミュラリ、電子患者日誌、アカデミックディテーリング推進などがあります。

 

システム委員会

電子カルテシステムや調剤支援システムなど、薬剤部会全体の共通仕様として導入されているシステムについて、プログラムの修正案や改善案の審議、新しいシステムやプログラム導入に関する審議などを行います。

 

オンコロジー委員会

徳洲会グループ全体や薬剤部会で優先的に推進されるプロジェクトが、円滑に進められるように、体制の構築と運営の管理を行います。

業務の中で薬剤部会をあげて取り組むべき課題については、業務推進委員会の中にワーキンググループを設置しており、DI小委員会(実例DB・情報DB)、フォーミュラリ、電子患者日誌、アカデミックディテーリング推進などがあります。

 

感染管理委員会

徳洲会本部の感染管理部会と連携し、院内感染対策のための環境整備、業務体制の管理、消毒薬の選定、地域との連携、抗菌薬の適正使用のためのガイドラインの作成などを行います。また、専門取得のサポート、薬剤師や医療従事者の教育を行います。

 

医療安全委員会

医療事故に対する社会的関心が近年高まっています。薬剤関連の事例も多く、薬剤師の社会的責任が問われています。徳洲会本部の医療安全管理部会、ネバーイベントプロジェクトと連携し、薬剤関連のインシデントやアクシデントの情報収集と解析、再発防止策の検討を行います。

また、院内で発生した薬剤関連のアクシデントやインシデントに対して、薬剤師はリスクマネージャーとして、その間違いを繰り返さないように安全管理の一員として活動しています。また、各病院相互のレベルアップと情報の共有化を目的として、プレアボイド報告を通して、副作用の未然回避や重症化の回避、薬物治療効果の向上にも取り組んでいます。

 

教育・研修委員会

先ずはジェネラリストから、さらに経験を積んだスペシャリストの育成を目標に、病院毎や地域毎の薬剤師教育に格差が生じないように、新人研修(1年次)、中間研修(3年次)、専門・認定研修(5年次以降)などの研修プログラムの作成・評価、研修会や勉強会の支援、研究会活動の運営管理などを行います。

教育・研修委員会の中に薬剤師の教育や研修をサポートするために、ラダー教育小委員会 (ジェネラル)、専門認定小委員会 (スペシャリティ)と、糖尿病研究会、中毒研究会、NST・褥瘡研究会、救急薬剤師研究会、妊婦授乳婦研究会、疼痛緩和研究会などの小委員会や各種研究会が組織されています。北海道から沖縄まで、全国の薬剤師がこれらの活動に積極的に参加し、気軽に交流する機会を持てることが大きなメリットです。

また、日本病院薬剤師会と日本薬剤師研修センターの研修認定機関として、徳洲会薬剤部臨床業務研究会があり、研修単位取得が可能です。

 

 

 

 研究会活動

臨床業務研究会

徳洲会薬剤部臨床業務研究会は、日本病院薬剤師会と日本薬剤師研修センターの研修認定機関として登録されており、徳洲会薬剤部臨床業務研究会が主催・共催した講演会や研修会などで、研修単位取得することができます。また、ブロック毎に年1回、各病院の薬剤師が集まり、研究成果や調査結果の発表、症例報告などを学会形式で開催します。

【関連認定資格】

日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本薬剤師研修センター 認定薬剤師など

研究会

 

糖尿病研究会

日本の糖尿病患者数は境界型を含めると10人に1人に達すると言われていますが、糖尿病専門医は不足しています。糖尿病治療薬はここ10年で、飛躍的に種類が増え、専門医以外は、使いこなすことが難しい現状にあります。

徳洲会グループの糖尿病研究会では、糖尿病治療を、症例発表などを通して学び、薬剤師として各治療薬の評価を行うことでより効果的に、糖尿病治療を患者様が受けることができるよう、自病院での糖尿病治療に参画していくことを目的としています。

 日々進歩する糖尿病治療を症例発表などの形式で学ぶ研究会を年1回開催します。また、治療薬の評価やガイドラインの作成などを行います。

【関連認定資格】

日本糖尿病療養指導士

 

 

中毒研究会

徳洲会グループでは24時間救急を受け入れていることから中毒患者の搬入が多く、1年間に約1000例程度の症例が収集されています。薬剤師はその中で、臨床での中毒治療における迅速且つ適切な情報提供、および統一フォーマットによる症例収集を行い、中毒治療法の分析と新たな治療方法の開発を行うと共に、薬剤師教育に役立て中毒に関わる研究・教育を促進することを目的とし活動しています。また、情報交換のための研究発表会を年1開催します。

  • ・ 中毒関連学会への参加・発表、研究会の開催
  • ・ 急性中毒に関する啓蒙活動の充実
  • ・ 中毒症例収集方法の統一化
  • ・ 急性中毒症例の治療時に提供する中毒情報の充実
  • ・ 徳洲会における中毒症例の実態の把握
  • ・ 中毒治療法の分析と検討
  • ・ 中毒医療に関する教育の促進

 

 

NST・褥瘡研究会

多くの医療機関では褥瘡対策チームが設置され、そのチームの一員として薬剤師が褥瘡治療に関わるようになってきています。徳洲会グループ薬剤部では、1998年頃より薬剤管理指導の一環として褥瘡治療に参画し、実際に薬剤を使用する看護師や患者様やその家族に使用方法や使用上の注意等の説明を実施しています。また、チームとして回診を行う際も、治療剤だけでなく褥瘡治癒に関わる多くの因子を把握し、情報提供する事で中心的役割を担っています。

褥瘡研究会では、各病院の褥瘡対策の意見交換や症例発表・外部講師による勉強会などを通して褥瘡治療を学ぶなど、情報の共有化と各薬剤師のレベルアップを目的として活動してきました。また、日本褥瘡学会をはじめとした学会への発表・参加にも積極的に取り組んでいます。これらの活動を通して、褥瘡治療剤の適切な使用方法の啓蒙、低コストでかつ有効な治療を推奨するなど、チーム医療において薬剤師の職能を発揮しています。

 また近年、NST(栄養サポートチーム)に薬剤師が関わるケースが増えています。褥瘡治療も栄養管理なしには完結しません。2022年度より、NSTを加えたNST・褥瘡研究会としてこれらに関連する医薬品や資材の管理、教育を行います。

【関連認定資格】

日本褥瘡学会 認定薬剤師、日本静脈経腸栄養学会 認定NST専門療法士

 

 

救急薬剤師研究会

医療現場では、薬剤師が救急、集中治療、周術期、災害医療に関わる機会が増え、環境整備が必要とされています。これらをカバーした毎月のオンライン勉強会の配信や、年1回の学術大会の開催、情報管理、各種認定資格取得のサポートも行っています。

【関連認定資格】

日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師など

 

妊婦・授乳婦薬物療法研究会

妊婦・授乳婦の薬物療法は、薬物動態の特殊性から専門の知識が必要です。情報管理と医薬品使用のガイドラインの作成、認定資格取得のサポートを中心に活動を行います。

【関連認定資格】

日本病院薬剤師会 妊婦・授乳婦専門薬剤師、妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師など

 

疼痛緩和研究会

疼痛緩和は薬物療法の知識だけでなく、在宅医療などチーム医療の知識や経験が必要です。情報管理、症例検討会の開催、認定資格取得のサポートを中心に活動を行います。

【関連認定資格】

日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師

 

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