診療科・部門

頭痛

はじめに

 現在、日本人の3人に1人は「頭痛もち」がいるといわれています。頭痛にもいろいろありますが、一番多いのが慢性頭痛と呼ばれる「緊張型頭痛」で、次に「片頭痛」、珍しいものとして「群発頭痛」、「薬剤誘発性頭痛」があります。これらは命にかかわるものではありませんが、生活に支障が出る場合があるため注意が必要です。また、突然の激しい痛み、手足の麻痺や言葉のもつれなど、脳の病気に伴う頭痛といった危険なものもあり、それらの症状が現れたら、救急車で脳神経外科を受診することをお勧めします。

 

あなたの頭痛の原因は?

頭痛

 

命に関わる危険な頭痛

【脳動脈解離】

 脳動脈壁内が出血し、壁が裂けた状態のこと。出血性の症状、虚血性の症状(一過性脳虚血発作等)、その他の症状(頭痛等)が現れます。また、頭痛症状だけで神経症状がない場合もあります。

 

【くも膜下出血】

脳の動脈のこぶが突然破裂し、脳を覆う、くも膜下に血がたまるもので、急に頭が割れるような激痛が襲うのが特徴です。続いて吐き気やおう吐、意識低下などが起こります。発作の数日から数週間前に、前兆となる軽い頭痛が起きることもあります。

 

【慢性硬膜下血腫】

頭をぶつけたことが原因で、頭骨の下にある硬膜と、くも膜の間に徐々に出血し、1~2ヶ月後に血腫が脳を圧迫して頭痛が起こります。ぼんやりしたり、物忘れや尿失禁なども出たりして認知症に間違われることもあります。

 

【脳腫瘍】

脳にできた腫瘍が大きくなるにつれて、痛みもだんだんと強くなります。できた部位によっては、手足の麻痺や視力障害などが出ます。早朝時の頭痛が特徴です。

 

さいごに

 当科では、脳梗塞などの救急患者さんに対し、脳神経外科医師がすぐ対応できる体制を整えています。救急搬入してからすぐにでも治療が開始できるよう各部署と連携し迅速な対応に努めています。

 

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